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陰陽師 龍笛ノ巻 (文春文庫)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 85108 位
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やっぱり、読むのを止められない
陰陽師シリーズを漫画化されたり映画化されたり、世間が注目する前から虜になって読んできた僕は、いまだに読むのが止められない。本当におもしろいから。
清明が博雅に語る「呪」の話は、哲学的な存在論のようで聞いていて不可思議な境地へと誘われる。そして、そのイントロダクションがその後の物語を密かに暗喩しているのだから、これまた興味が尽きなくなってしまう。
今回は、人間の身体の中に「呪」が宿る話が多い。特におもしろかったのは「呼ぶ声の」章だ。天皇を呪詛した法師が、呪詛返しに遭い落命する前に陰陽師の保憲を祟ると述べる。禍を嫌った保憲に「山込め」という封印をされてしまう。その。「呪」の方法が、額に「山」の字を書くこと。数年後、その法師が埋められた場所に、「山」の字を欲しがる妖が現れる。その理由は…。
「むしめづる姫」がいい
いつでもどこからでも楽しめるのが陰陽師シリーズの良さですが、今回は短めの作品ばかりなので、特に読みやすさを感じます。物語のはじめに展開される晴明と博雅の呪に関する問答が少ないのはさみしいのですが、その分ストレートに物語に入っていけます。その中でもこの巻で特によかったのは、「むしめづる姫」でしょう。人のエゴや欲が鬼や蟲毒の形で現れる話ばかりの陰陽師シリーズの中で、これほどすっきりとした結末を迎えたお話はなかったように思います。晴明の「露子姫の御心次第」という言葉がが非常に印象的です。博雅にも通じるような露子姫の透明感は忘れがたく、他のお話も読んでみたいと思わせてくれますよ。
待ってました★
やっと出ました!私は文庫でこのシリーズを集めているので、すぐ買って何度も読み倒しました。 やっぱり以前と変わらず文章の持つ雰囲気がとってもいい♪情景が目に浮かぶようなゆったりとした文が好きです。 他のレビュアーの方々も書いていますが、今までのよりも新しく新鮮な印象を受けました。新キャラが登場しているからかもしれませんが。 短編なのもお気に入りです。ちょっとの時間に一編だけ…というように読めるし、さくさく読めるのも魅力です。また、ゆっくりじっくり読んでいると他の本にはないような、落ち着いた気分になれます☆ 結局、どのように読んでも大好きな一冊なんですけどね。。。笑
呼吸のようにすっきりとした文章がいいです
『陰陽師』シリーズ。今回の目玉は同じ陰陽師の賀茂保憲が登場していることではないでしょうか。古典好きな人にはたまらないコラボレーションだと思います。この二人から移行の陰陽師は系統が別れているという歴史的な側面も含みつつ、清廉で淡々とした味わいは流石だなあと思います。このシリーズは新刊が楽しみです。
シリーズ中でも特筆すべき美しさ
おなじみ陰陽師シリーズ。 特に「むしめずる姫」の凄絶な美しさに感嘆。なんか道満、おとなしくなっちゃったね。 「飛仙」は妙に愛嬌があるし。 なんだかシリーズ中でもとってもリリックな作品という気がします。 お薦めです。
文藝春秋
陰陽師 太極ノ巻 (文春文庫) 陰陽師 鳳凰ノ巻 (文春文庫) 陰陽師生成り姫 (文春文庫) 陰陽師―付喪神ノ巻 (文春文庫) 陰陽師―飛天ノ巻 (文春文庫)
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